「おぎやはぎ」はなぜとんねるずにはまるのか 小木 博明, AbemaTV, 冠番組
これだから「おぎやはぎ」はアラフィフ芸人の心をつかむのでしょう。
AbemaTVのAbemaSPECIALチャンネルにて放送中の番組名が『おぎやはぎの「ブス」テレビ』
このブスの使い方はたけしさんの流れをくむものですよね。地上波では出来ないコンセプトの番組をAbemaTVでやっている。そこらへんの空気感はおぎやはぎさんならではといったところではないでしょうか。このブスの使い方はアラフィフ世代には懐かしさを感じさせます。
こういうネタの持って行きかたが出来る芸人さんって少ないと思います。朴訥と淡々と話しているように見せかけて裏では緻密過ぎる計算がある「おぎやはぎ」。 綿密な計算に裏打ちされているにも関わらずそんな様子を見せないのが彼らの特徴です。ラジオやネタや舞台でも当代の一流の作家集団を集めているのですが、それはあまり表に出ていません。
それはこのたけしイズムを表現できることと関係しているのではないでしょうか。とんねるず、ダウンダウンともにたけしさんのお笑いを体現している世代です。そこにシンパを感じているのではないでしょうか。