南高附中初代校長が新書

【神奈川タウンニュースの記事より】

横浜市立南高校附属中学校(港南区東永谷)の初代校長、高橋正尚さんの著書『学校改革請負人―横浜市立南高附属中が「公立の星」になった理由』が6月10日、中公新書ラクレから出版された。


 

同中学校は2012年に新設され、横浜市内で初の公立中高一貫教育校として全国的にも注目されている。「進学指導重点校」に指定され、2015年からは文部科学省のスーパーグローバルハイスクールに指定されている。

高橋さんは民間企業の会社員を経て1979年に小学校教員となったちょっと変わった経歴をお持ちの先生です。86年に中学校教員となり、「荒れた学校」の立て直しに尽力し、07年に市立豊田中学校の校長に就いた。南高附属中学校では開校した12年から4年間、校長を務めた。現在は鎌倉女子大学初等部部長(小学校校長)に就いている。

高橋さんは「全教科をしっかりとやり、苦手教科を克服する力をつけることが大切と考え、取り組んできた。それが生徒たちの主体的な学習につながる。選んで受験してきた生徒に対してしっかりとした教育を提供したいという思いで取り組んできた」と話す。

同中学校の1期生は現在高校3年生。来年の春、大学合格の実績が初めて出ることになる。

参考になる本なのではないでしょうか。