嵐・大野智を俳優として開眼させた「V6井ノ原快彦のアドバイス」

嵐の大野くんは、メンバーの中ではやや口ベタで、独特の素朴なキャラクターが浸透している。一方、V6のまとめ役といえば、MCの仕事が多く、トークスキルの高い井ノ原くんだ。ジャニーズでは井ノ原くんのほうがはるかに先輩だが、この二人には深い縁がある。

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先日、井ノ原くんが司会を務める『あさイチ』(NHK)に、主演映画『忍びの国』のプロモーションを兼ねて大野くんが出演した。番組でお互いの第一印象について聞かれた際、入所して間もない頃、大野はジャニー喜多川社長から「ユー、井ノ原に似てるよ」と言われたそうだ。

井ノ原くんとの初対面のとき、大野くんにとって井ノ原くんは大先輩にあたるため、「どんな方なんだろう」と思っていたという。そこに「みんな、お疲れねーお疲れねー」と手を振りながら井ノ原くんが登場。井ノ原くんはにこやかに後輩のジャニーズJr.をねぎらってくれたらしい。

大野くんは、井ノ原くんの気さくな様子を見て「あ、すっげー優しい人だ、と思った」が、「そっからはもうひどかった」のだという。当時、ジャニーズタレントがレギュラー出演していた『アイドルオンステージ』(NHK BS)で、ジャニーズJr.みんなで一曲踊ることになった際、そのリハーサル後に、大野くんは井ノ原くんから「大野、おまえちゃんとやれよ」と怒られた。

ちゃんとやっていたつもりだった大野くんは「あれ、おかしいな」と思いつつ、気合いを入れて本番に臨み、家に帰ってからそのVTRをチェックした。するとそこで井ノ原くんが「間違えまくってた」ことが発覚。実は、井ノ原くんが自分の間違いを大野くんに押しつけていたと気づき、「なんだこの人は」と思ったそうだ。

一度は井ノ原くんのことを「なんだこの人」と思った大野くんだったが、その後、井ノ原くんを見直す出来事もあったという。大野くんが芝居に出たときに井ノ原くんから貴重なアドバイスを受けたというのだ。その時のアドバイスが無かったら今の役者としての大野くんは無かったのかもしれない。

 

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嵐・大野智を俳優として開眼させた「V6井ノ原快彦のアドバイス」