夏休み! でも予定は不要、あえて子供は「退屈」させろ!|専門家が提言する「親子の夏休み計画」

夏休みには、子供の能力を伸ばしてあげたいと、旅行やキャンプに連れて行ったり、学習塾や習い事に通わせたりする親は多いだろう。

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だが、夏休みには親が予定を詰め込むよりも、退屈させたほうが子供の自立心や創造力が伸びると、米オンラインメディア「クォーツ」が報じている。
英国の教育心理学者のリン・フライ博士によると親が決めると子供の自主性を育めないとのことだ。退屈させることで子供の自立心は高まるとフライは言う。これは親も勇気が必要なことでしょうね。
また、英国の精神分析学者アダム・フィリップも、退屈は物事を熟考するための大切な時間であり、「退屈できるようになったら、子供が成長した証だ」と述べる。また、英イースト・アングリア大学のテレサ・ベルトン博士によれば、退屈は人間の内部に眠る想像力やモチベーションを呼び起こす。それは創造力を伸ばすためにも必要不可欠な要素だという。

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では、具体的に夏休みはどう過ごせばいいのだろう?
フライは、休みの初めに親子で「夏休みにやりたいことリスト」を作ろう、と勧める。このときに重要なのは、なるべく子供の希望を優先させることだ。だから、退屈させると書いてはいるが積極性を育むような仕掛けはやはり親が作らなくてはならないようなのでタイトルに惑わされないようにしたほうが良さそうですね。

夏休み! でも予定は不要、あえて子供は「退屈」させろ!|専門家が提言する「親子の夏休み計画」