TOKIO長瀬智也『ごめん、愛してる』視聴者衝撃のキスシーンも微減9.2%

いよいよ厳しくなってきましたね。リメイク作品っていうのも大きいのかな。今のところ「愛してる」を抜かして単なる『ごめん』になってしまっているのでここから頑張ってほしいですね。毎週楽しみにしてはいるんですがね。

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TOKIO長瀬智也(38)が主演を務めるドラマ『ごめん、愛してる』(TBS系)の第4話が7月30日に放送され、平均視聴率は前回から0.3ポイントダウンの9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。

『ごめん、愛してる』は、2004年に韓国で大ヒットした同名ドラマのリメイク。幼い頃に母親の日向麗子(大竹しのぶ)に捨てられ、韓国の裏社会で生きてきた岡崎律(長瀬)を中心に、麗子の愛を一身に受けて生きる麗子のもうひとりの息子サトル(坂口健太郎)、サトルに思いを寄せながらも、次第に律に惹かれていく三田凜華(吉岡里帆)が織りなす、2つの三角関係を描くストーリーだ。

 第4話で凜華は、サトルがサックス奏者の古沢塔子(大西礼芳)に惹かれているのを見ているのがつらくなり、付き人を辞めようと考え、語学留学の名目で逃げるようにアメリカへ向かおうとしていた。だが、アメリカに旅立つその日に律が車内で意識朦朧となってしまい、凜華は看病のためにアメリカ行きを翌日に延期した。ところが翌日、今度はチンピラに絡まれている律の幼馴染・若菜(池脇千鶴)を助けようとして飛行機に乗り遅れてしまう。その夜、凜華は律と若菜が暮らすアパートにいた。「やっぱりアメリカに行く」と言う凜華に、律は「あと3カ月ここにいろ」と告げた……。

 長瀬演じる律は今回も、複雑なものを抱えて生きる孤独な男のさまざまな面を好演。前回は凜華の膝枕で涙を流していた律がいきなり起き上がって彼女にキスをする衝撃のシーンで幕を閉じ、今回はその直後に「ちょっとなにしてんの!」と、凜華に突き飛ばされるシーンで幕を開けた。

 突き飛ばされた瞬間、心底驚いたような顔をする律が「お前だって受け入れてた」と反論するも、「受け入れてません」と凜華にピシャリと却下されて落ち込む様子にファンは、「長瀬くんの表情が急に面白くなった!」「シリアスな内容なのに、たまに素(?)みたいな表情が飛び出すのがいい」と笑いを誘っていた。心に深い闇をたたえたワイルドなアウトローを演じつつも、得意とするコミカルな演技に自然とスイッチが切り替わるのは、さすがというほかない。

 そんな律は前回、麗子を守るために、ライターの加賀美(六角精児)を殴りつけるという行動に出た。それを受けて少しは麗子も律にやさしくなるかと思ったが、全くそんなことはなかった。帰宅の報告をするために部屋の外で待っていた律に、麗子は「そんなところに黙って立ってないで。気分が悪くなるわ」と吐き捨てる。麗子の冷酷な面が浮き彫りになる場面だが、実の母にそんなことを言われても、ぐっと怒りを堪える律の心の内を想像するとファンも胸が苦しくなるようで、「お母さんにあんな態度取られてかわいそう」「お母さんと呼びたいけど、拒絶され続けるのってつらいだろうな」と、悲痛な声が上がっていた。

 さらに今回は、律が“わずか余命3カ月”であることが明らかになった。目の焦点が時々合わなくなる症状も出ており、ラストでは若菜や凜華たちと手持ち花火を楽しむ場面で急に鼻血を垂らす律の姿が映し出された。律の花火だけが先に消えてしまったのは、律の命が間もなく尽きようとしていることの暗示なのだろうか。登場人物たちの関係性が収まるところに収まるのが先なのか、律の命が尽きるのが先なのか。あるいは、原作に逆らって律が助かるという一発逆転はあるのだろうか。

 次回の放送が2週間後になるだけに、今後の展開にやきもきする日々が続きそうだ。