2017-04-13 朝日町, 富山県 胎児を包む羊膜を再利用した「乾燥羊膜」の製造工場が朝日町草野に完成したと中日新聞が報じている。乾燥羊膜は目や皮膚の患部を覆うことで組織を修復させるなど、再生医療への活用が期待される。 建設したのは、同町のベンチャー企業「アムノス」羊膜は保存などが難しく、廃棄されることが多かったのだが、同社は、羊膜を遠赤外線とマイクロ波で乾燥させる富山大の特許技術を使って保存性に優れた乾燥羊膜を製造する。 医療機関の協力で妊婦から無償提供を受けた羊膜を加工し、二センチ四方の乾燥羊膜のシートを一日四百八十枚製造する。国内向けにも来年度中に臨床試験を開始し、数年以内の販売開始を目指す。これからの展開が気になるところです。