渡辺徹がプロデュース お笑いライブ「徹座3」9月17日に開催

タレントさんがプロデュースしているお笑いライブも結構ありますよね。有名なところでは坂上忍さんが長年やっていましたよね。

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俳優の渡辺徹(56)がプロデュースするお笑いライブ「徹座3」が、9月17日、東京・有楽町のよみうりホールで行われる。人気と実力を備えた芸人が集まる“ちょっとしたオールスター公演”だ。

 3年目の今回出演するのは渡辺のほかTKO、中川家、ますだおかだ、サンドウィッチマン、ナイツ、なすなかにし、それに初出演のポカスカジャン、カミナリという顔ぶれ。昨年のメンバーだった友近は、先にスケジュールが埋まってしまい、「次回はぜひ」と切々と訴える長文の手紙を渡辺に送った。芸人の間で「徹座が、めちゃ面白い」というウワサが広がっているらしい。

 新作あり、十八番(おはこ)あり。出番前に袖で前の出演者のパフォーマンスを見て、真剣勝負をかける。通常の寄席や単独ライブでは味わえない独特の緊張感が、芸人魂を刺激するようだ。

 「どっかんどっかん来たのを自分たちで落とすわけにはいかない。力を持った人間が手を抜かない。舞台裏にもそういう空気が凝縮されているんです。単独でもお客さんが入る人たちのネタをたっぷり見られる。こんな融合は、なかなかないですよ」と渡辺。短い時間で、次々ネタを披露するのではなく、じっくり芸を味わってもらう。

 今年80周年を迎えた文学座で「コント部」を旗揚げしたほどのお笑い好きで、お笑い芸人を限りなくリスペクトする渡辺が、「かつてないお笑いライブをやりたい」と交流のある芸人に声をかけたのが始まり。1回目(赤坂・草月ホール)は「恐怖」、2回目(新宿・グローブ座)は「妙な空気」をテーマに司会の渡辺が、絶妙な味付けでつないで盛り上げた。

 コント共演にも誘われるが、渡辺は「オレがやったら、ただのお遊びになってしまう」とあくまで芸人ファースト。「このメンバーで新喜劇をやったら」とのアイデアもあるが、将来どうなるかは不明という。

 実は、弁当の手配など裏を仕切るのは、渡辺の妻でタレントの榊原郁恵。二人の息子も手伝う家族ぐるみの「年に一度のお祭り」だ。

 よみうりホールと言えば、「立川談志さんの『芝浜』の名演が生まれた聖地。楽しみでもあるけど、ちゃんとやらなきゃ」と渡辺は、大まじめにお笑いに取り組む。

(中スポより)